温かい季節になっていくにつれ、花粉症の人にとってはクシャミや鼻水、目の痒みといった症状に徐々に悩まされていってるのではないでしょうか。
以前花粉症の症状を軽減させるアイテムとしてテレビでも話題なったR1ヨーグルト。
毎年花粉のシーズンになると「花粉症に…」とのコメント付きで販売されていたりしますよね。
このR1ヨーグルトの花粉症への効果は実際のところどんなものなのでしょうか。
花粉症対策にR1ヨーグルトがいいのはなぜ?
R1ヨーグルトには1073R-1乳酸菌が入っていています。
この1073R-1乳酸菌が免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)の活動を活発する働きがあり免疫力を高めてくれます。
花粉などのが外部から入ってきた異物を攻撃してくれる働きがあるようです。
それでヨーグルトの中でもR1ヨーグルトが特に花粉対策になるといわれています。
花粉症はなぜ起こる?
花粉症とは花粉が原因物質となって引き起こされるアレルギー反応の一種です。
卵アレルギーの人は卵の成分に過剰に反応し、小麦粉アレルギーの人は小麦粉に過剰に反応してアレルギー症状を引き起こします。
それと同じで、花粉症の人は花粉に過剰に反応してアレルギー症状を発症するのです。
花粉が体内に入るとそれを異物と判断し、対抗するための抗体を作り出します。
この抗体をIgE抗体といい目や鼻の粘膜にある肥満細胞と結合し、花粉が新しく入ってくるたびに増加を続けます。
そして一定量に達したところで花粉に反応してヒスタミンやロイコトリエンという化学伝達物質を放出し、それがクシャミや鼻水、目のかゆみを引き起こすことになります。
アレルギー反応は免疫機能の異常
人の身体は病原菌などの危険物質が入ってくると身体を守るために免疫機能が働きます。
過剰な異物によりこの免疫機能が興奮して異常な働きをしている状態が花粉症の症状ということなのです。
免疫細胞のバランス改善に乳酸菌が有効
崩れてしまった免疫細胞のバランスを正しい状態に戻すために乳酸菌が有効と言われています。
乳酸菌は腸内の免疫細胞に働きかけて活性化させ、崩れてしまたった免疫バランスの修復すると言われているのです。
乳酸菌の中でもR1ヨーグルトが良い理由は?
乳酸菌には免疫細胞を整えるだけではなく整腸作用もあることは知られていますが、
R1ヨーグルトにはR1乳酸菌というものが含まれているのですが、このR1乳酸菌には細菌やウイルスにも強いNK細胞が豊富に含まれているのです。
その為、花粉症の症状を軽減することのできる効果的な食べ物として取り上げられたというわけなのです。
R1乳酸菌には正式名称がある
ラクトバチルスブルガリクスOLL1073R-1、研究者の間では1073R-1乳酸菌と呼ばれており、R1はここから付けられました。
花粉症対策だけじゃないR1の効果!
免疫力がアップするということでウイルスに対する抵抗力もあがる為、風邪もひきづらくインフルエンザ予防にも効果があるとされています。
R1ヨーグルトを食べるのに効果的なタイミングがある
それはズバリ「朝食後に1つ」です。
朝は腸の働きが弱く、胃酸の働きの弱いタイミングである食後にR1乳酸菌を摂取すると多くの乳酸菌が生きた状態で腸内に運ばれる為効果がアップするのです。