地蔵盆とは?由来は?

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8月中旬に帰省ラッシュを伴うお盆が開けるともう秋を感じますね。
その8月下旬にもう一つのお盆「地蔵盆」が近畿地方を中心に行われます。
関東地方の方には馴染みのない地蔵盆ってなんなのでしょうか?その由来について調べてみました。

地蔵盆の由来は?

「地蔵盆」の由来は2つの説があると言われています。
1つは、親より先に亡くなった子供たちが三途の川の賽の河原で家族を懐かしみ石塔を築いたが鬼が来て壊されてしまう。
それを哀れんだ地蔵菩薩が子供達を錫杖の柄に取りつかせ自分が親となり救った。
それ以来、町の路地に地蔵菩薩を建立し子供の幸福を祈る民間信仰として広まったという説。
もう一つは、平安時代に歌人として知られる小野篁。
昼は朝廷につかえ夜になると地獄に降り閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていた。
ある日地獄に降りると苦しんでいる死者の代わりに閻魔大王が地獄の炎で自分の身を焼いていた。
小野篁は満慶上人と閻魔大王を救済するため供養を行った。
閻魔大王は地蔵菩薩の化身で同一のものと考えられていたんですね。

地蔵盆って近畿地方のお祭りなの?

地蔵盆は、道祖神信仰と結びついた路地や街角にひっそりとたたずむお地蔵様に感謝をするお祭りで、「地蔵菩薩」の縁日である8月24日を中心とした3日間のうちの2日間に渡って行われます。
町内ごとにお地蔵様の前に屋台を組み、花や餅などを供えお菓子を食べながらゲームなどの遊びや福引などをする子どもが主役のお祭りです。
現在では8月23日・24日に行う地域が多くなっていますが、土日に振り替えたり旧暦を新暦に置き換えた7月23日・24日に行う地域もあるそうです。

地蔵盆は京都が発祥の地?

「地蔵盆」は、京都市が独自に設けている無形文化遺産に選定されています。
地蔵盆のお祭り当日は、きれいに飾られたお地蔵様の前にたくさんのお菓子やおもちゃを供え、集まってくる子供たちに振る舞われます。
直径2mもある大きな数珠を子供たちが囲んで、順番に回す「数珠回し」と呼ばれる風習もあるそうです。
町内ごとで子供たちを中心に楽しく遊ぶ姿をお地蔵様は町の路地から見守っているんでしょうね。

紅白の提灯にはどんな意味があるの? 

京都の地蔵盆で飾られる紅白の提灯。
この提灯には地蔵尊と子供の名前を書くことで、両者の縁を結ぶ意味があります。
色の区別は無かったんですが、近ごろでは女子は赤、男子は白にするようになったそうです。
提灯に火を灯して飾るのには愛宕火の一種という説と、六地蔵信仰に起因しているという説があります。
「自灯」「法灯」といって一つは子供の為、一つはお地蔵様に掲げ、子供とお地蔵様の架け橋として願い事を叶えてくれると言い伝えられています。

様々な地域で子供を中心にお祭りを行うところは沢山ありますが、お地蔵様との繋がりを元に行われるなんて、風情があっていいですよね。
子供にとっても夏休み最後のいい思い出になってくれるといいですよね。

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