小学生の夏休みの宿題には必ずあるのが読書感想文ですね。
読書感想文を書くの苦手な人は多いですが、あなたはどうですか?
実は書くにはコツがあるんです。
要点さえつかめばコンクールで賞を取ることも夢じゃないないかも(笑)
小学生でも上手に書ける、読書感想文の書き方のコツを紹介します。
読書感想文を小学生でも書ける書き方のコツは?
読書感想文をうまく書くコツですが、メモを取りながら本を読むことです。
読みながら感じたことや誰かに伝えたい内容などを、簡単に箇条書きにしておくと、後でメモを見ながら文の構成もスムーズに進められます。
では、何をメモしておくのか?
まず登場人物について思ったことや印象に残った表現や場面、自分に置き換えて考えたことなどを簡単にメモしましょう。
ページ数やメモを取った部分の文章を書き入れておくと、後で見返すときに楽ですね。
読書感想文を書く前に意識しておくこと
読書感想文を書くのに一番大事なことは、本を読み自分が何を感じたか素直な気持ちを文字にすること。
あらすじを書くのではなく、感じたこと・想像したことを書くのがBEST!
年齢に相応しく、興味のあるテーマや内容の本を選ぶことです。
分厚い物語や小説を読む必要はないのです。
アスリートの本や生き物の本、伝記や絵本・短編小説でも読書感想文は書けるのです。
だって、自分が感じたことや面白かったことなどを、誰かに伝えたいと思うことが一番なのです。
読書感想文を実際に書いてみよう
「感想文メモ」が揃ったら、サブタイトルを考えてみよう!
例えば、「登場人物について」や「初めて知ったこと」「自分に例える」など…。
サブタイトルが決まったら、「感想文メモ」がどれに当てはまるかを分類して、サブタイトルの順番を決めよう!
そこまで出来れば、あとはメモの順番に書いていけばいいのです。
大事なことは、感想文なのであらすじを書かないこと。
例えば、本の中に登場する人物への手紙のように書いても良いでしょう。
その本を読んだことの無い人にも分かるように書くには、どこが印象に残ったのか、自分がどう感じたか文字にすること、絵本ならば、どの場面で何が言いたい絵なのかも文字に表せたらいいですね。
小学生が読書感想文を書くのにおすすめな本
小学生向けの本をいくつか紹介します。
どの本もちゃんと読めば沢山感想が思いつく作品ばかりです。
お母さんには懐かしいものばかりですよね!
「ちいさいモモちゃん」
モモちゃんが産まれた日から3歳になるまでの日常生活を描いた成長童話の名作。
「エルマーのぼうけん」
動物島に捕えられたリュウの子を助けるため、冒険に出掛けるファンタジー満載の作品。
「スーホの白い馬」
モンゴルに伝わる馬頭琴の由来となる、馬と少年の切なくて心に響く作品。
「モチモチの木」
夜中に一人でトイレにも行けない弱虫豆太が、大好きな「じさま」のために勇気を出すという感動の作品。
さあ、どんな本を選ぶかあなた次第!
親はあまり口を出さないようにしましょう
宿題をしている子供を見ると、つい口を出したくなるのが親の性ですよね。
でも、ここは少し我慢しましょう。
親が手伝うと言葉や内容が大人っぽくなってしまい、子供らしさがなくなってしまいます。
子供も親が手伝うと「自分の感想じゃないし…」と思い入れも無くなりますし、「ヘタに評価されたらどうしよう…」と不安や罪悪感を持ってしまいます。
子供に質問されたときにだけ、ちょっとヒントを出してあげる程度にしましょう。
例えば「その子のこと好き?」とか「あなたならどうする?」とか…。
子供の感性に柔軟性を持たせてあげましょう。